シンポジウム

あなたにもできる 暴力防止のためのグローバルな社会貢献
―暴力防止のための若者世代との現状共有 理解と協力の輪を広げよう

2017/10/01

 ドメスティック・バイオレンス(DV)や虐待、人身取引などの暴力は、グローバルな社会問題です。支援者の高齢化や日本社会全体でこれらの問題や現状を共有できていないことで、課題解決を困難にしているケースも多くなっています。ウェルクでは、非暴力な次世代社会を目指し、日本人はもとより在住外国人も含めたDV被害者支援の輪を幅広い世代へ伝え、理解と協力を得られるよう取り組みたいと考えます。

 「第20回全国シェルターシンポジウム2017in東京(2017年9月30日(土) 〜10月1日(日) )」の分科会でウェルクは、若い世代のオピニオンリーダーの方々と現状を共有し、暴力防止・抑止への理解と支援の輪を広げるための具体的な取り組みに繋がる意見交換を行いますした。


<内容>

■ 暴力被害者支援現場で活動している人たち、ジャーナリストや研究者、点としての市民の活動をつなぎ面に して広げていく人たちから、お話し頂き、その後、ディスカッションを展開します。
■ 暴力、虐待の存在を知ってもらい、多くの方々の関心と認知度をたかめ、暴力の抑止のためにできることに ついて意見交換、具体的な展開へ向けて考えていきたいと思います。
■ この分科会をきっかけに、今秋 11 月から交流学習会を 3 回開き、ワークショップを通して新たな共感者や次世代育成について具体的な提案やプランを考えていきます。

◆日時:2017年10月1日(日)15:00〜16:30
◆会場:文京区内の施設

<ファシリテーター>

西田陽光氏

一般社団法人次世代社会研究機構 代表理事
1997 〜 2013 年政策シンクタンク運営委員、医療提言・教育提言等数々の政策提言と世論形成。
日本初の「男性の WLB」提唱によりイクメ > ンブーム牽引。 1998 〜 2017 年、大学生の政策研究による人材育成。2014〜現在、「女性のリベラルアーツ講座」「子育て知事同盟企画」等多数の子育女性支援企画、さいたま市中小企業支援 CSR 委員、児童福祉法改正世論形成により法改正により「子どもの権利」を法律化。

<パネリスト>

千田有紀さん

武蔵大学教授
専門は、家族社会学、ジェンダー論、現代社会論など。ヤフーニュースなどで、CM の炎上などジェンダーにかんして、また離婚後の親子の関係のありかたと暴力についてなどの家族について、発信 している。
著書に『日本型近代家族―どこから来て、どこへ行くのか』(勁草書房)、『女性学/男性学』(岩波書店)、共著に『ジェンダー論をつかむ』(有斐閣)など。

方こすもさん

社会福祉法人 礼拝会 母子生活支援施設カサ・デ・サンタマリアアフターケア担当職員
社会福祉士。滞日外国人支援、医療通訳、心理相談等。障がい者複合施設アガぺセンター生活支援員を経て、韓国女性家族部管轄「移住女性緊急支援センター」(現タヌリコールセンター)にて日本語・英語相談員として移住女性の DV 被害、生活支援等に関わる。現在、横浜市で母子世帯の自立支援コーディネートや外国籍母子世帯の支援。共著「移住女性と相談ー韓国移住女性緊急支援センター相談員の経験」『相談の力−男女参画社会と相談員の仕事』(明石書店)」

佐々木健介さん

NPO法人エティック ソーシャルイノベーション事業部マネージャー
エティック(ETIC.:Entrepreneurial Training for Innovative Communities)は、社会的課題を解決しイノベーションを起し ていく「社会起業家」のスタートアップを支援するNPO。仕事に幸せを感じ毎日感謝できる、そんな人たちが増えていったら、複雑で深刻な世界のいろんな問題が解決されていくんだろうと思っています。まずは、自分から。慶應義塾大学総合政策学部卒業。AIESEC in JAPAN MCP2000/01。

山岸素子さん

移住者と連帯する全国ネットワーク事務局長、カラカサン〜移住女性のためのエンパワメントセンター共同代表
1990 年代始めより、移住者(外国人)支援運動にかかわる。 よりそいホットライン外国語ライン専門コーディネーター、日本カトリック難民移住移動者委員会委員、立教大学非常勤講師などを兼任。移住女性と子どもの直接支援、移住者の人権に関するアドボカシー活動、多文化共生に関する啓発活動に携わる。

<当日の内容はこちらをご覧ください>


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