“政策の谷間で、不可視にされてきたことこそ、 最も危険であり、それこそ、注目されるべきだ。“ 信田さよ子
「助けて」と言えていれば、今頃は手厚く保護されていた大阪二児置き去り死事件の母子。事件当時若干23歳だった母親は30年の刑に服しているが、母親のみを罰することで解決する問題ではない。児童虐待の相談対応件数は増加の一途をたどり、平成2年から16倍の6万6千件に、また、子どもを抱えるひとり親単独世帯は平成に入って倍増し、100万世帯に上る勢いとなっている。 子育てに困難を抱える親たちと発達の偏りなど育てにくいと感じる子どもたちの育ちをどう支えるのか。その背景にあるのは母性神話とさまざまな貧困の現実と希薄な人間関係、そして密室での暴力だ。経済的貧困だけではなく、情報や人間関係の貧困の実態を知り、また、加害者のの更生プログラムもない今の社会の危険性を感じ、次世代社会のために私たちができることは何かを考えたい。そしてますます孤立し、途方に暮れる親子を取り巻く「ネグレクト社会」を変えるアクションをおこそう。
感謝!定員を超えたため受付終了! “ネグレクト社会”を変える1 大阪二児置き去り死事件から考える支援
感謝!
1.26シンポジウムは定員を超える申し込みをいただきましたので
申込み受付は終了させていただきました。
ネグレクト社会を変える1
大阪二児置き去り死事件から考える支援
“政策の谷間で、不可視にされてきたことこそ、
最も危険であり、それこそ、注目されるべきだ。“
信田さよ子
「助けて」と言えていれば、今頃は手厚く保護されていた大阪二児置き去り死事件の母子。事件当時若干23歳だった母親は30年の刑に服しているが、母親のみを罰することで解決する問題ではない。児童虐待の相談対応件数は増加の一途をたどり、平成2年から16倍の6万6千件に、また、子どもを抱えるひとり親単独世帯は平成に入って倍増し、100万世帯に上る勢いとなっている。
子育てに困難を抱える親たちと発達の偏りなど育てにくいと感じる子どもたちの育ちをどう支えるのか。その背景にあるのは母性神話とさまざまな貧困の現実と希薄な人間関係、そして密室での暴力だ。経済的貧困だけではなく、情報や人間関係の貧困の実態を知り、また、加害者のの更生プログラムもない今の社会の危険性を感じ、次世代社会のために私たちができることは何かを考えたい。そしてますます孤立し、途方に暮れる親子を取り巻く「ネグレクト社会」を変えるアクションをおこそう。
場 所:港区立男女平等センター リーブラ ホール JR線「田町駅」下車徒歩 2 分
http://www.minatolibra.jp/etc/access.html
定 員: 100 名 (先着順)
参加費:2000円 (経済的事情での参加費の減免をいたします。お申し出ください)
託 児:10人まで (希望者はお子さんの年齢性別をお知らせください。)
内 容:
1 部 報告
24年度 DV被害者支援のための同行支援事業 報告
白井 千晶氏 (早稲田大学講師)
2 部 シンポジウム基調講演
杉山 春氏(ルポライター 「ルポ虐待」著者 )
パネルディスカッション
コーディネーター 信田さよ子氏(原宿カウンセリングセンター所長)
杉山 春氏
他 交渉中
まとめ(16:15 〜 16:30)
主催:一般社団法人ウェルク ・ NPO法人ヒューマンサービスセンター
advocatetokyo@gmail.com 、電話 080−4599−9561まで
連携団体:NPO法人全国女性シェルターネット、NPO法人女性ネットSaya−Saya、多摩でDVを考える会、シェルターポプリ、シェルターたいむ、NPO法人FTCアドボカシーセンター、デートDVせたがやネットワーク、NPO法人コミュニティネットワーク・ウェーブ、ウェラワーリー、AWS、NPO法人レジリエンス、NPO法人男女平等参画みなと、矯風会ステップハウス
協力団体:ママリングス、認定NPO法人CAPNA、日本子どもの虐待防止民間ネットワーク、一般社団法人次世代社会研究機構、NPO法人タイガーマスク基金
*この事業は、公益財団法人JKAから一部補助を受けて実施しています。
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